今の家は海が近い
幼い時、魔女の宅急便を見て以来憧れていた、海の近くの町に今住んでいる
1番近い漁港のような所には歩いて3分。
砂浜のある海までは車で5分。
ただ、こんなに近くても、通勤もなく日中のほとんどを家の中で過ごす私にとっては海を身近に感じることはほんとに少ない
毎日お散歩でもすれば良いのだろうけれど、
なんだかその時間を他の雑多なことに使ってしまう
犬でもいたらちがったかもな
生憎うちは猫派なものでそんなついでの恩恵もない
だからたまにこうして休日に海に来る
なにをしにきたわけでもなく、ただ来る
子供は何をしてても楽しいお年頃なので、もちろん海でもコロコロ笑っている
大きなお砂場にきたかのように泥団子をつくってあつめて、寄せる波で靴を濡らす
わたしはそれに加わって一緒に砂をいじり
相方はそれを眺めながら遠くで煙草を吸う
帰りかその前にその海沿いにある長い石段の上の土地の守り神にお参りにいき
高台からまた海を見下ろす
なんとはないこと
日常の休日
でもこういった日々の繰り返しが続くことが
いちばんの幸せ
キッチン ときどき 海と山。
リモートワークで東京のケータリングの仕事をしながら、海と山に近い町で暮らしています。
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